猫がブラッシングを嫌がる理由と克服法|性格に合わせた慣らし方

猫知識

「ブラシを見ただけで、愛猫が逃げていく……」 「換毛期の抜け毛がすごくて掃除が大変なのに、ブラッシングさせてくれない」

そんな悩みを抱えて、ため息をついていませんか? 実は、猫がブラッシングを嫌がるのは、その子がわがままだからではなく、使っている「道具」がその子の好みに合っていないだけかもしれません。

猫のブラッシングは、抜け毛をごっそり取るための道具」と「心地よいマッサージのような道具」を、猫の性格に合わせて使い分けることで、驚くほどスムーズになります。

我が家には、チャタロウクロスケという二匹の猫がいます。 長い時間を共に過ごす中で、何度も「ブラッシング拒絶」の壁にぶつかりながら、ようやく辿り着いた「二匹それぞれの正解」があります。

今回は、特定のブラシに対して抵抗していたチャタロウが、今ではうっとりと身を委ねるようになった実体験を交えながら、愛猫と飼い主がどちらも笑顔になれるブラッシング術を詳しくお届けします。

抜け毛ごっそり!黒猫クロスケお気に入りの「ファーミネーター」

クロスケは、性格が慎重で少し甘えん坊なところがあります。ブラッシングに関しては非常に優等生です。 彼は基本的にブラシを嫌がらず、むしろ「やって、やって」という雰囲気さえ醸し出します。

そんなクロスケのケアに欠かせないのが、有名な「ファーミネーター」です。

  • なぜファーミネーターなのか?: 特殊なステンレス刃が、表面の毛だけでなく、奥にある不要なアンダーコートまでしっかりキャッチしてくれるからです。
  • 驚くほどの収穫量: クロスケに使うと、まるで別の猫が一匹でき上がるのではないかと思うほど、毛がモサモサと取れます。
  • 終わった後のスッキリ感: 抜け毛を効率よく取り除けるので、クロスケ自身の毛並みが整うのはもちろん、部屋に舞う抜け毛も劇的に減ります。

クロスケのように、刺激に対して比較的寛容な子であれば、ファーミネーターのような機能性重視の道具で一気にケアしてあげるのが、猫にとっても飼い主にとっても時短になり、負担が少なくて済みます。

ファーミネーターでブラッシングされて気持ちよさそうなクロスケ
クロスケ
クロスケ

これがまた気持ちいいんじゃ。やせた気にもなれるしの。

普段は噛まないチャタロウが、唯一「甘噛み」で拒絶した理由

一方で、活発で好奇心旺盛なチャタロウは、ブラッシングに関して非常にデリケートな一面を持っています。

実はチャタロウ、普段は本当に優しい性格なので、何をされても絶対に人を噛まない「超平和主義者」なんです。 そんな彼が、ファーミネーターを使い始めた時だけは人格(猫格?)が変わります。

ブラシを背中に当てようとすると、まず前足で「グッ」とブラシを押さえて拒否。 それでも私が続けようとすると、あんなに噛まないチャタロウが私の手を噛もうとしてきます

もちろん、本気で傷つけるような強さではなく、痛くない「甘噛み」です。 でも、彼が「噛む」という動作を見せたのは、後にも先にもこの時だけ。 それは彼にとって、精一杯の拒否反応でしょう。

ファーミネーターの鋭い刃が、皮膚の薄いチャタロウには刺激が強すぎたのかもしれません。 この出来事をきっかけに、私は「効率よく毛を取ること」を一度諦めることにしました。

ファーミネーターでブラッシングされそうになって拒絶しているチャタロウ
チャタロウ
チャタロウ

これは嫌いだから、さすがの僕も怒るもんね!!

ブラシ拒絶派を救った「ピロコーム」の魔法と、飼い主の妥協点

「噛むほど嫌なら、もうブラッシングはやめた方がいいのか……」と悩みましたが、換毛期の抜け毛を放置すれば毛玉を吐く原因になります。 そこで藁をも掴む思いで試したのが「ピロコーム」でした。

これが、チャタロウにとっては「相性のいい魔法の道具」だったようです。

  • 感触の違い: ピロコームの刃はプラスチック製で、触るとしなやかに曲がります。 これがチャタロウにはマッサージのように感じられるらしく、今では気持ちよさそうに身を委ねてくれるようになりました。
  • 取れる量は少ないけれど: 正直なところ、ピロコームで取れる毛の量は、ファーミネーターに比べれば全然取れません。 毛並みは一時的に整いますが、次の日にはもうボサボサに戻っていることもよくあります
  • 飼い主としての結論: 以前の私は「毎日完璧に毛を取り除かなきゃ」と意気込んでいましたが、今は「チャタロウが気持ちよさそうにしているなら、翌日ボサボサでもいいや」と思えるようになりました。

しっかり取る」ためのファーミネータークロスケ用)と、「リラックスして整える」ためのピロコームチャタロウ用)。 この二刀流に切り替えたことで、我が家のブラッシング戦争は幕を閉じました。

ピロコールでブラッシングされて気持ちよさそうなチャタロウ
チャタロウ
チャタロウ

僕はこの新しいピロコームだったらブラッシングは大丈夫なんだよね~

【多頭飼いの知恵袋】性格の違う二匹をスムーズにブラッシングするコツ

猫を多頭飼いしていると、ブラッシングの反応は本当にそれぞれ違います。
我が家でも、クロスケはブラッシングが好きですが、チャタロウは少し苦手なタイプです。

そんな性格の違う猫をスムーズにケアするために、我が家で意識しているポイントがあります。

まず大切なのは一匹ずつブラッシングすること
二匹同時にやろうとすると、もう一匹が気になって落ち着かなくなり、嫌がる原因になってしまいます。

次に、ブラッシングが好きな猫から始めること。(我が家だとクロスケ
気持ちよさそうにしている様子を見ると、苦手な猫も少し安心することがあります。

そして、嫌がる猫には短時間だけブラッシングすること。(我が家だとチャタロウ
猫は長く拘束されるのを嫌うため、最初は1〜2分だけでも十分です。

無理に続けるより、「今日はここまで」で終わらせた方が、次につながりやすくなります。

猫の性格に合わせてケアの仕方を変えることが、多頭飼いではとても大切だと感じています。

ファーミネーターで取れた毛を頭にのせられてるクロスケ

↓ピロコームとファーミネーターの毛の取れる量の違い

まとめ|猫がブラッシングを嫌がるのには理由がある

猫がブラッシングを嫌がるのには、「痛い経験をした」「ブラシに慣れていない」「長時間拘束されるのが苦手」など、さまざまな理由があります。

大切なのは、無理にブラッシングをするのではなく、猫の性格やペースに合わせて少しずつ慣らしていくことです。

我が家でも、ブラッシングが好きなクロスケと、少し苦手なチャタロウではケアの仕方を変えています。
同じ猫でも性格はそれぞれ違うので、その子に合った方法を見つけていくことが大切だと感じています。

焦らず、短い時間から少しずつ続けていけば、ブラッシングの時間が猫との大切なスキンシップの時間になるかもしれません。

ぜひ、あなたの愛猫に合った方法を見つけてみてください。

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