長毛猫の現実。美しさには代償がある。

我が家の猫

うちの猫たちはノルウェージャンフォレストキャット。 ふわふわのゴージャスな長毛が自慢の、北欧生まれの森の民である。

…が。

美しさには、代償がある。

その①「夏のバリカン事件」

夏になると、我が家では毎年恒例の儀式が行われる。

バリカンだ。

長毛種の宿命として、真夏の暑さは天敵。エアコンをつけていても、あのモッサリとした毛量では本人たちも限界があるのだろう。日本の夏は、長毛猫にとってまさに修行。
というわけで、バリカンで刈る。

まずはこちらをご覧いただきたい。

左:通常営業のクロスケ。右:刈られたクロスケ。

↑ 左:通常営業のクロスケ。右:刈られたクロスケ

クロスケ
クロスケ

…………(ノーコメント)

あのシルエットは、ほぼ毛だった。

毛を刈られた後のクロスケは、しばらくの間「うちの子こんなに細かったっけ」という新鮮な驚きを飼い主に与えてくれる。慣れた頃にはまたもふもふに戻っているのだが。

その②「お尻の毛、散る」

長毛猫のもうひとつの代償が、チャタロウのお腹まわりのトラブルだ。

チャタロウは時々お腹がゆるくなる。 それ自体はよくあること。問題は、その後だ。

長毛ゆえ、お尻まわりの毛がふさふさしている。 するとどうなるか。

うんちが、つく。

本人はケロッとしている。ケロッとしたまま、リビングを歩く。ソファに乗ろうとする。

チャタロウ
チャタロウ

あ、なんかお尻が重いかも。ま、いっか。リビングまでパトロールしよっと♪

「待て待て待てーーい!!」

急いでキャッチしてお尻を拭く。うまく拭けたならよし。でも長毛の密林は深く、完全勝利とはいかないこともある。

そういうときの最終手段が——またもや、バリカンである。

お尻まわりの毛を、潔く刈る。夏でなくても、関係ない。美しさよりも、衛生が勝つ瞬間だ。

されるがままのチャタロウ。その様子をじっと見守るクロスケ。

↑ されるがままのチャタロウ。その様子をじっと見守るクロスケ。 「他人事じゃないんですよ、クロスケさん。」

クロスケ
クロスケ

…(明日は我が身)

そして2匹は今日も美しい(と思っている)

長毛猫は美しい。

でも、その美しさを維持するのは飼い主の地道な努力と、ときどきのバリカンと、お尻パトロールで成り立っている。

猫たちは知らない。

知らないまま、今日もゴージャスに生きている。

それでいい。

「茶猫と黒猫と低速歩行。」

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